シマダヤ「流水麺そば」(04)

2005年06月26日
【店舗数:—】【そば食:351】
自宅(埼玉県内某所)

シマダヤ「流水麺」

流水麺そば、ふたたび。

今夜の獲物を物色するため、スーパーを匍匐前進しながら索敵していたら、長年の好敵手発見。シマダヤ、流水麺そばだ。

この商品、季節モノであり冬場にはお目にかかることがない。そうか、もう流水麺の季節か。

シマダヤショック、とまで騒ぎ立てた「流水麺は実はうまかった」疑惑はまだ印象に新しい。おかでん個人としてはロス疑惑よりも流水麺疑惑の方が、切実かつ注目度の高いでき事だった。・・・まあ、対象としている「ロス疑惑」ってそもそも20年近くも前のでき事なので当然といえば当然だが。おまえいったい歳いくつだよ。

2年前のシマダヤショック事件は、3回立て続けに流水麺を食べるということで「何だ、やっぱり勘違いだった」という結論に達し、その見解は今もまだ変わっていない。そりゃそうだ、いくらシマダヤが企業努力をしたって、百数十円の蕎麦で風味豊かなものができるわけがない。この事件の教訓としては、「やっぱり蕎麦のうまい・まずいという評価は3回くらい食べないとわからないもんだなあ」ということだった。この「蕎麦悔い人種」では訪問したお店の蕎麦を安易にうまい・まずいなどと講釈たれているけど、実際そうなのかはわかったもんじゃない。よく考えてみれば無責任なことをやってるもんだ。

そんな、エトセトラに思いを馳せるきっかけをつくってくれた流水麺。感謝はしているのだが、しかしやっぱり気になるのは「それにしても、酔った勢いとはいえ初回でおいしいと感じたのはなぜ?」ということだった。これは、シマダヤ事件から早2年が経過しているにもかかわらず、くすぶり続けているしこりだった。

今回、店頭で流水麺を目視にて捕捉し、その「しこり」であらためて胸がキューンとなった。うぬ、この野郎、まだ僕の心の中に忍び込むか。とりあえず、放置しておくわけにもいかないので、背後から忍び寄り捕獲して捕虜とし、拷問を加えてみることにした(ジュネーブ条約違反)。

水で洗うだけで食べられるのは便利だ

拷問はジュネーブ条約違反であると強く列国から抗議されたため、「煮たり焼いたり」するのはやめにした。おとなしく、名前のとおり流水に浸して、つゆでいただくことに。

ずるずる。

うーん、相変わらずっすよ。値段の割にはボリュームあるし、お得感高い麺であることは疑いの余地はないけど、美味!蕎麦の香りが口腔内を駆けめぐる!ということはないですなあ。当たり前だけど。

ぬぅ。やはりそうか。

おかでんは、静かに流水麺の武装解除をし、流水麺との戦いを終結させた。本当の敵はここではなかったか。では、戦うべき真の敵とは・・・?

おかでん自宅そばの戦いはまた続く。

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