菜の花そば Dila西船橋店

2015年04月06日
【店舗数:392】【そば食:649】
千葉県船橋市西船

わさび菜紅生姜天そば

西船橋駅の蕎麦食べ歩き、「めとろ庵」「あずみ」と続いて、最後はJR改札内の「菜の花そば」となった。

菜の花そば

昔っからある立ち食い蕎麦屋を改修したんだろうな、という雰囲気。立地条件の良さからも、それがうかがえる。ということは、まず間違いなくこれはNREの経営だろうし、「あじさい茶屋」の残党なんだろう。「菜の花そば」なんてふんわりしたネーミングだが、だからといって味が良いという保証はまったくない。

お品書き

北陸新幹線の開業を記念して、「加賀の味」フェアが開催されていた。治部煮風の蕎麦とか、加賀野菜を使った蕎麦など、「たかが立ち食い蕎麦」とは言わせないメニューが展開されている。これをあの狭くて機材が限られている厨房で作るんだから、すごいと思う。商品開発は相当大変だと思う。

さすがは大手。

いやー、これと全く同じポスター、この「菜の花そば」だけでなく、都内あちこちの別名義駅ナカ蕎麦屋で見かけるんだよね。つまり、看板名だけ違って、中身は一緒。

ちなみに「菜の花そば」という看板を掲げているお店は3店舗しかない。西船橋、千葉、稲毛。千葉県に偏っているのは、おそらく房総半島が菜の花の産地だからというのと関係があるのだろう。でも、「3店舗しかない、千葉ローカルの蕎麦屋」と思ってはいけない。やってることは、基本「あじさい茶屋」だから。

このように、NREは本当に細かくお店の名前を分断している。「あじさい茶屋」の名前を隠蔽するためのロンダリングをやってるんじゃないかとも思えるが、それにしては「あじさい茶屋」を名乗り続けているお店もあり、その法則性はわからない。ひょっとしたら、看板ごとに微妙に味付けとか違うのかもしれないけど、僕程度では判別がつかない。

ざっと調べてみたところ、NRE系列の蕎麦屋は・・・

大船軒、濱そば、喜多そば、さがみ茶屋、そば処中山道、大江戸そば、そば処はやて、イッツェル、そば処、八起家、奥多摩そば、湾岸そば、華月庵、小竹林、そば処甲州、そば処むさしの、道中そば、お馴染田舎そば、花見川そば

など。

旅先で、「わ。この駅ナカ蕎麦、食べたことない!せっかくだし、旅情を味わうためにこの蕎麦屋で食事をしよう!」なんてのれんをくぐると、なんか毎度おなじみのメニューが並ぶね?ということに気づくという。

わさび菜紅生姜天そば

わさび菜紅生姜天そば。400円。

「自家製かき揚げ」を謳っているけど、アイドル時であっても作り置きをしてあるんじゃ、自家製を名乗る意味はほとんどないと思う。天ぷらは常温保存でバットにたくさん並べられているし、看板に掲げるほど自慢の品とは思えない。

それにしても、葉っぱ系のかき揚げって、ドス黒くなってしまい見栄えが悪い。これはこのお店に限らず、どこでもそうだ。食欲をあまりそそらないのは事実。ああそうか、だから紅生姜とまぜて、紅生姜の赤色で見栄えを良くしたのかもしれない。

麺もつゆも、ああ・・・とため息をついてしまう味。せめて麺には角がたってれば食感が良いのに。あらためて僕はここの系列店とは相性が悪い。

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