旭三六屋(02)

2017年09月16日
【店舗数:—】【そば食:681】
北海道札幌市中央区南四条西

肉そば、カマンベールチーズフライ、コーラ

2017年は、3年ぶりに北海道千歳市のハタケ仕事を手伝っている。

宿は千歳駅近くを確保できればよかったのだけど、シルバーウィーク期間ということで空きはなし。あったとしても、やたらと高くて、泊まる気にはなれなかった。

どうせ寝るだけなんだし、ホテルの部屋が癒やしの空間である必然性はない。で、結局札幌はすすきのにあるカプセルホテル、「SOLEすすきの」のお世話になることにした。ここも、3年ぶりの訪問。

最近は「ゲストハウス」と称する、ドミトリータイプの部屋&二段ベッドで赤の他人と寝泊まりを共にする宿が増えているようだ。「じゃらん」や「楽天トラベル」でもその手の宿が検索に引っかかるようになってきた。でも、さすがに二段ベッドの宿に泊まる気にはなれなかった。深夜のチェックインになるため、同部屋の人に気を遣うからだ。

旭三六屋

なんといってもカプセルホテルの魅力は、大浴場があることだ。そして、「SOLEすすきの」には、深夜までやっている食事処があるというのも、魅力だ。

既に夕食は済ませているのだけど、ついつい立ち寄りたくなる。というか、立ち寄っちゃった。時刻は既に24時を回っている。おなかが空いているわけではないし、今食べるのは得策ではないのだけど。

コーラ

ノンアルコールビールが置いてあるかな?と期待したのだけど、メニューにその記載はなし。店員さんに「ノンアルコールビール、置いてませんか?」と聞いたら、食い気味に「ありませんッ!」とにこやかに否定された。おう、そういうものか。

ここに来たら酒を飲め、というわけか。周囲を見渡すと、風呂上がりの兄ちゃん・とっつぁん達が気持ちよさそうに生ビールやサワーを飲んでらっしゃる。ええと、予定が狂った。じゃあ、コーラください。

ゼロカロリーのコーラが欲しかったけど、そんな生っちょろいものはないッ!しょうがないので、腹をくくって今晩はカロリーを摂取することに決めた。

お品書きには、「追い込みの一品」というページがあり、酒のツマミになる料理が並ぶ。何がどう「追い込み」なんだかさっぱりわからないが、勢いだけはすごくあるパワーワードだ。

その気迫に押され、ついついカマンベールチーズのフライを頼んでしまった。酒を飲まないのに、何をやってるんだ。気がついたら、自分自身が「追い込まれ」ていた。

肉そば

「SOLEすすきの」は男性専用のカプセルホテルだ。なので、その施設内にあるこのお店は、男性が喜びそうなメニューに特化してある。「玉金丼」なんてお下品なネーミングの料理があるのも、当然といえば当然だ。

そんな中、軽からず・重からずの絶妙なボリューム感・カロリー量を摂取しようとして選んだのが、肉そばだった。時節柄冷たい蕎麦もメニューにあったけど、温かいのを頼むことにした。

おそらく、冷凍の麺を使っているのだと思う。しかし、食べてみると案外うまいんだな、これが。具の豚肉から旨味がにじみ出ていて、それが麺に絡まっているからだ。豚肉は正義。

正義ランキングでいったら、圧倒的に「鴨肉」が大正義なのだけど、豚肉もいい。鶏肉はまあまあ。

牛肉?「肉そば」という料理においては、牛肉の肉そばは多分イマイチだと思う。時々、牛丼の具が乗った肉そばを見かけるけど、あれは「甘辛い醤油味」が圧勝してしまい、肉そのものの旨味が乏しい印象だ。そんなわけで、安くて旨味を増強させる豚肉最強説、を今の僕は支持したい。

とはいえ、チーズのフライをかじりつつ、コーラをジョッキで飲みつつ、肉そばを食う。なんて不健康なんだ。しかも深夜1時過ぎだぞ。バカですか。明日朝は、食べ放題のビュッフェが待っている。太るなあ、いかんなぁ、と思いつつ蕎麦をずぞぞぞぞ、とすすった。

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