「眼福」という概念

職場の同僚(女性)から、

「子供が小さいうちは、思いっきり親の好みで好きな服を着せればいいのよ!」

と言われた。

「大きくなったら服の好みが出てくるから、文句を言わない今のうちに着せなくちゃ。眼福が楽しめるのは今だけよ!」

とも。ははあ、なるほど「眼福」か。その発想はなかった。

ロンパース(赤ちゃんが着る、紐またはボタンで服の前をとじる上下ツナギのような服。おむつ交換がしやすい)は子供が小さいうちの特権だ。今振り返ってみると、ロンパース姿の弊息子は可愛かったな。

生後半年を過ぎたあたりからロンパースはあまり着なくなる。上着、ズボン、とわけて着るようになってくる。これまでは胴長短足・頭でっかちの体型だったけど、だんだん成長とともに手足が伸びてくるからだ。

子供の成長が嬉しい一方で、コロコロして小さかった頃の姿形がはかなくも消えていくのは残念に思う。なるほど、だからこその「眼福」か。

子供がちっこいからこそ着せられる、かわいい服。ちっこいからこそ、似合う服。そういう観点で今後は考えてみたい。

とはいっても、我が家にある服はほぼすべてお古の貰い物だ。自前で買ったのは、ユニクロのジャンパーしかない。肌着もソックスも、夏服も冬服も、恐るべきことにすべて貰い物だ。「眼福の服」といっても、どうしようかな。

実家に帰省したとき、その眼福は叶った。

これもまた、お古。僕の姪二人が帰省時に着ていた、室内用の上着だ。実家は古民家で寒いから、ということで両親が買っていたものだ。

だからかれこれ10年以上のお古になるけれど、我が家はやたらと物持ちが良い。ぜんぜん問題なく着ることができた。

NTTドコモのマスコットキャラクター「ポインコ」みたいな風貌になったけど。

(2021.12.30)

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