ピアノの特訓はまだ早い

弊息子タケにあれこれ過度な期待は抱いていない。でも、ピアノが弾けるようになるといいな、とうっすらと願っている。

僕自身幼稚園から小学校高学年までピアノを習っていた経験がある。ピアノを学んでいると、その他様々なジャンルや楽器の音楽に対する理解が深まると僕は思っている。

そんなわけで、弊息子タケが生後3ヶ月くらいから、電子ピアノの前に座らせて音を聞かせてみたり、実際に弾がせてきた。

でも結論として、1歳足らずじゃ天才児でもない限りピアノは難しいようだ。

子供にとって鍵盤はかなり重たく、そして大きい。押したからといってカチッとスイッチが入ったような心地よい感触はないし、アンパンマンの曲が流れるようなご機嫌さもない。1鍵盤1音しかならない。当たり前だけど。

そんなわけで、すぐに飽きるどころか鍵盤にはほぼ興味を示してくれない。それよりも、身を乗り出して楽譜本をつかんで引きずり下ろすし、音量調整用のつまみをギュイーンといじって、いきなり大音量になって僕がびっくりしたり。鍵盤よりもボリュームつまみの方が面白いのか、子どもって。

だから今じゃ、ピアノを触らせる機会はめっきり減った。残念だけど仕切り直しだ。まだそういう時期じゃない、ということなのだろう。

タケはというと、ピアノの前に座らせてもらえなくなっても全然平気。日々、ピアノの鍵盤の上にかぶせてあるバスタオルを引っ張って床に落とすことに勤しんでいる。

(2022.03.03)

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