1歳を過ぎて活動量が増えてきた弊息子タケ。
保育園を17時半に退園したのち、帰宅するまでの間に近所の公園に連れていく日々になった。
日没時間が遅くなったこともあるけれど、外で遊ばした後に帰宅させると本人の満足度が明らかに違うからだ。運動してストレス発散&疲労蓄積の反比例関係が成立し、家で僕を後追いして号泣することが減った。
それよりもなによりも、今ようやく歩き始めたタケにおいて、親の都合と忙しさであれこれ体験させてあげられないのは残念だと思うからだ。早く家に帰ってお風呂と夕食の準備をしなくちゃ、と思いつつも、小さな公園に立ち寄っている。
大きな公園に行かないのは、そこだと小学生くらいの子どもたちが全力疾走で鬼ごっこやボール遊びをしているからだ。よちよち歩きがやっとの1歳児にとっては、高速道路にさまよい出た鹿みたいなものだ。あっという間に轢かれてしまう。なので、ガチ遊ぶぞ勢が近寄らないような、小ぶりの公園がタケにとってはちょうど良い。
歩くことそのものが楽しい時期のタケにとって、公園をフラフラと歩くだけで十分だ。それでもいつも気になるのが滑り台で、どの公園に行っても滑り台をよじ登ろうとする。
しかも決まって、滑るための坂の下から登り始める。この写真の場合、ローラーすべり台なのでどんなに頑張っても上には進めない。タケはこの理不尽なゲーム難易度に対し不思議そうになりながらも、攻略を試みていた。
滑り台はともかく、最近タケを自由に歩かせていて気が付くことがあった。それは、ゴミの存在だ。
公園には、よくタバコの吸い殻、そしてコーヒー缶が放置されている。こういうのをタケはすぐに発見し、触ろうとして歩いて行く。僕は慌ててそれを止めないといけない。
これまでそんなゴミの存在は全然視界に入っていなかった。でも実際にはゴミが存在するし、それがものすごく迷惑であるということをタケを通じて知った。ゴミを持ち帰る・ゴミ箱に捨てるといったマナーは社会生活を営む上で最低限のものだ。頼むからそれは守ってほしい。
(2022.03.29)
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