リッチェルの「わけわけフリージングブロックトレー」は便利だった(すでに過去形)

弊息子は生後11ヶ月くらいから急速に離乳食が進み、今や「離乳」の「食」ではなく、いっちょ前の食事を食べるようになってきた。

それもこれも、転園した保育園の方針で「しっかりとした食感のものを」「数多く」食べさせるからだ。また、結構保護者に対して「指導」に近い態度で接してくる園なので、親としてはビクビクものだった。特に慣らし保育期間中は、いつ「園で用意する給食をちゃんと食べられないので、園ではお預かりできません。お昼前にはお帰り願います」と言われるか?と心配していたくらいだ。

そんなおかげで、一気に弊息子タケの食が多様化した。わずか2ヶ月前には、軟飯すら食べたことがなく、どろどろのお粥だった。でも今じゃ、当たり前のように大人と同じ白米を食べている。

塩分のとりすぎに気をつけないといけないのと、まだ前歯しか生えていないので肉とか繊維質の葉野菜は細かく刻まないといけない。でもその程度の配慮で食事の献立で悩むことが減ったのはずいぶん楽だ。

食物アレルギーのチェックを兼ねた離乳食三昧の日々は、ひたすら料理を作っていた。食べなくちゃいけない食材をパズルゲームのように組み合わせ、料理を作る日々。一度にあれもこれも作るので、当然1日で食べきらない分は冷凍保存が必要になる。

そんな時、ふわっとした思いつきで買ったのがこれ。

買ってみて、これはいい!と感心した。

製氷皿みたいな形をしている容器で、おかずや汁をここに入れて冷凍保存する。容量は50ml、25ml、15mlと3パターンあって、コツさえつかめば目分量でここに料理を入れても、ざっくり何グラムなのかがわかるようになる。

100円ショップで製氷皿を買ってきたほうが安いんだけど、このリッチェル製は容器が絶妙に柔らかい。なので、ちょっと容器をねじれば、凍った食材がスポンと、スルリと取り出せる。この利便性は絶妙だ。そして食洗機で洗えるというのも素晴らしい。

思わず、3サイズともに買い揃えてしまったくらいだ。決して安くはない買い物だけど、買う価値はある。

・・・と思っていたのだけど、今じゃ殆ど使わなくなってしまった。バリバリ使っていたのはせいぜい2ヶ月間だ。というのも、タケが親と同じようなものを食べるようになったからだ。子ども用に特別に調理し、保存するという必要性が減ったからだ。

あと、我が家の冷蔵庫は僕が独身時代に買った容量300Lのものだ。冷凍庫が根本的に狭い。

狭い冷凍庫に冷凍品を入れたらどうなるか、皆さんも経験があるだろう。「・・・これ、なんだろう?」とよくわからず、そのまま放置され永久凍土化するものが出現する。パッケージで包装された冷凍食品ならわかりやすいけど、保存容器に入れられたものはシールでも貼っておかないと、意味不明だ。

ましてや、「調理をするのはだいたい僕だけど、時にはいしも調理する。そして食事の片付けは主にいしがやってくれている」という分担なので、僕が作った料理でさえ、冷凍されているのか冷蔵されているのか、それとも食べきったのかがわからなくなっている。その結果、永久凍土が増える。

小さな冷凍庫だと、永久凍土が3層くらい積み上がるとすぐに容量がいっぱいになる。ああこれは使いづらい。

なので、リッチェルを買うならば離乳食をはじめてできるだけ早い段階から用意しておいたほうが良いし、使うんなら外にマスキングテープとかを貼って「これは何の料理、いつ作ったもの」かをマジックで書いておいたほうがいい。そうしないと、いつも中途半端に冷凍庫に謎の容器が存在し、その他冷凍品の邪魔をする。奥に押し込んだら押し込んだで、当分発掘されなくなってしまうし。

(2022.04.23)

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