帰宅したら手を洗おう、食前食後は手を洗おう・・・という基本動作はこれまでもやってきた。
しかし、だんだん苦しくなってきた。僕が、じゃない。弊息子が、だ。
親がタケを抱きかかえて洗面所に連れていき、身を乗り出させて手を洗わせる。まだ身体が小さいうちはこれでも良かったけど、だんだん彼の身長は大きくなり、体重も重たくなってきた。最近じゃ、洗面台の縁にタケの身体を乗せると、彼は「うぐっ」とうめき声をだすようになった。みぞおちが自分の体重で圧迫され、苦しいらしい。
これは良くない。それに、抱えあげている大人の足腰も大変だ。なので、踏み台を買うことにした。
ポチップ
こういう「子育てグッズや子育て方法」というのは、いつどのタイミングで何をやれば良いのかよくわからない。保育園に入ればママ友やパパ友ができて情報交換が活発に行われるのかな?と思っていたけど、現実は違う。顔見知りはいるけれど、「友」は皆無だ。なにせ保育園、登園時間も下園時間もみんなバラバラだし、送り迎えをしているお父さんお母さんは時間に追われて必死だ。とっくり情報交換をするほど関係性が構築できない。
「踏み台なんてまだ早いんじゃないか」「余計なところによじ登って、危険じゃないか」
なんて議論を夫婦でする。いちいちこういう議論をするのだから、子育てって大変だ。
気がつくと、僕ら夫婦は、「カップル」というよりも「タケちゃんのパパ」と「タケちゃんのママ」というロールプレイを家庭内でこなすようになってきた。果たしてこれで良いのか、僕はとても疑問に思っている。
その疑問をいしに伝えたところ、いまいち僕の感覚は腹落ちできていないようだ。僕の気にし過ぎだろうか?
(2022.05.02)
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