スーパーでお菓子を大量に買い込んできた。
その買い物袋をリビングに置いたら、さっそく弊息子タケがその存在に気づいた。リビングの中央に袋を引きずってきて、お菓子を一つずつ袋から取り出し、中身を吟味しはじめた。
これまで彼には殆どお菓子をあげていないので、「お菓子だ!食べたい!食べさせろ!」と号泣することはない。その点では安心。
いちいち神妙な顔つきでお菓子をチェックしているのは面白い光景だった。
生後1歳2ヶ月。空間把握能力と記憶力が上がっているのを実感する。部屋に見慣れないものが置いてあったら、すぐにそれを触りにいく。つまり、「これまではなかったものだ」ということをちゃんと覚えている、ということだ。
大人になったら当たり前のことだけど、生まれたばかりのころから彼を見てきた僕にとっては驚きだ。そうか、もうそんなことまで覚えていられるのか。
その割にはまだ脳はシングルタスクで、一旦別のものに興味が向いてしまうとこれまでのことを放り出してしまう。まだまだこれからだ。そして、そういう脳の作りであるということを大人がわきまえておかないと、思わぬ怪我や事故を起こすかもしれない。
(2022.05.05)
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