笛を吹けるようになる

子ども用のおもちゃを売る専門店で、笛を買った。木でできたもので、お店の人いわく「吸っても、吐いても音がなるのでお子さんでもできますよ」という。

正月に買ったときはまだ時期尚早だったようで、せいぜい新手のおしゃぶり程度の役割しか果たさなかった。あとは、手に持ってガンガン机を叩くための「バチ」として。

それがようやく、これを「口に咥えて呼吸すると、音が鳴るぞ!?」という笛認識するようになった。

自分の行動に対してオンデマンドで反応が返ってくるので、弊息子タケとしては楽しいようだ。笑顔で、「プー」「ピー」と音を鳴らしていた。

親としては大変にハートフルな光景だ。

しかし、危なっかしいのが嬉しいあまりにこれを咥えたまま歩こうとすることだ。やめてくれ、ころんだ時に大怪我するぞ。

結局、この笛を触らせるときは親が横につきっきりになっていなければならず、「子どもが一人御機嫌に遊ぶ」というわけにはいかなかった。

(2022.05.07)

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