ハーメルンの笛吹き

弊息子タケがご満悦に笛を吹いている。木でできた笛で、吸っても吐いてもどちらでも音がなる。

リードだとかマウスピースといった高度なしくみの楽器じゃないので、息の加減次第で「ぴゅう~」と鳴ったり「ビー」と鳴ったり、一度として同じ音になることがない。それがタケにとっては楽しいようだ。

最近、「自分で何かをする」⇒「その結果がフィードバックされる」ということ全般が楽しくなっている。

たぶん、教科書で習わなくても、基本的な物理法則というのはこの時点で身につけていくのだろう。あと、因果、ということも覚えるのだろう。

この笛は子ども用の木工おもちゃを扱っているお店で買ったもので、もちろん100円ショップで買えるような値段のものではない。親の思い入れたっぷりで買ったものだから、こうやって楽しんでくれているのは嬉しいことだ。

でも、ご満悦なあまり、この笛を吹きながら家の中をうろつこうとするのが困る。口に加えたまま転倒したら、笛が脳天を貫通してしまうからだ。

なので、彼が笛を吹いている間は、親がそばにいなければならない。立ち上がろうとするとすぐに静止。

最初のうちは「上手だねー」と褒めていても、ずっと耳元でやたら大きな笛の音、しかもビーとかブーとか綺麗とはいえない濁った音を聞かされるとだんだん面倒になってくる。でも、どうせ子どもはおもちゃにすぐ飽きる。今、楽しんでいる限りは存分に遊んでほしい。それが安くない出費をした親としての願いだ。

(2022.05.31)

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