タケは帽子を嫌う。
被せようとすると、猛抵抗するし、なんとか被せてもすぐにむしり取って、あろうことか地面に叩きつける。おいやめろ。
暑苦しく思うのかもしれない。まだ歩けないころから、ずっとそうだ。
親としては「帽子を被る=お出かけをすることで、楽しいことだ」というパブロフの犬状態にしたい。でも、彼はまだその相関関係を見出していないようだ。断固、拒否する。
自転車用のヘルメットについてはさほど抵抗しない。この差はなんだ?自転車は楽しい、と思っているのだろうか。
写真は、たまたまお出かけ直前に帽子を被せることに成功したときのもの。でも、これ以降もこれ以前もちゃんと帽子を被ってくれることはない。この写真撮影の直後、帽子はやっぱり投げ捨てられたし。
ただ、保育園からときどき送られてくる写真を見ると、外の公園にお出かけしているときのタケはちゃんと大人しく帽子をかぶっている。保育士さん、一体どんな誘導のしかたで彼に帽子を被せているんだ!?
「大勢の子どもたちを一斉にお昼寝させる」とか、保育士さんには保護者では想像もつかないような超絶テクニックがある。帽子を被せる、という話ひとつとってもそう。
(2022.07.10)
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