ゼリーならおとなしく食べるのはなぜだ

言い方が悪いが、これまでの弊息子タケは「親のお人形さん」だったと思う。言いなりになってくれる。

もちろん、親の思い通りにいかずに号泣するけれど、それでもどうにかなるものだ。なにせ、0歳児だとさほど強い意志などなく泣いたり笑ったりするからだ。小手先の対応でどうにかなったりする。

しかし1歳を数ヶ月も過ぎてくると、小手先じゃどうにもならない「自我」が芽生えてくる。それがだんだんと表面に出てきはじめた。それがかわいくもあり、大変でもある。むしろ大変なことのほうが増えた。

食べ物の好き嫌いもできてきたようだ。これまで、「好きなもの」に対しての意欲は比較的明確にしていたけれど、嫌いなものはさほどなかった。でも最近はどうやらピーマンとグリーンピースを露骨に嫌がりだした。あと納豆も。

「イヤだ、という意志をしっかり表明する前に、癖のある食材は食べられて当たり前の状態に持っていきたい」と考えていたんだけど、一足遅かった。納豆を嫌がりだしたら、このあとどうやって彼に納得させるかなぁ。そりゃ、大人の僕から見たって、納豆ってキモい食材だもの。糸を引くし、臭いし。これを子どもに納得させて、「うん、うまい」と思わせるのはちょっと難しくなった。

一方で、ゼリーはぱくぱく食べる。甘いものならなんでも好き、というわけではないけど、ゼリーを出されると無言でぐいぐい食べる。しまいにはゼリーのカップを親から奪い、カップごと吸いついてゼリーを吸引力で飲み込もうとする。やめてくれ、間違ってカップごと喉に入ったら大変だ。

その延長線上で、「やさいジュレ」も大好きだ。

このところのタケは毎月のように体調を崩す。母親から分け与えられた免疫力のバリアがだんだん解除されてきたので、病気にかかりやすいのだろう。そんなときやさいジュレは本当に助かるので、安いときにまとめ買いしている。

我が家では彼にジュースの類は一切飲ませていないけれど、「体調不良時や外出時で、ご飯・おやつがわり」としてやさいジュレを使っている。

じゃあ、ウィダーインゼリーはどうだろうか。体調が悪いときに飲ませてみたけど、これは顔をしかめて拒否された。どうも味が気に入らないらしい。マツキヨブランドの栄養ゼリーも拒絶したので、ゼリーならなんでもオッケーというわけではないらしい。

「子どもが体調不良で食が捗っていない。じゃあ、ウィダーインゼリー(エネルギー補給用)を飲ませよう」という発想自体がおかしいんだけど、物は試しでつい。

ウイダー
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子どもに対して10秒チャージで横着しようとしてるんじゃねーよ、ということか。

(2022.06.26)

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