ショッピングモールを駆ける

ショッピングモールに行った際、弊息子タケをベビーカーから下ろしてみると彼は「あああああ!」と歓声を上げて走り出した。

走る、といっても歩き始めてまだ半年ちょっとのご身分だ。大人が早足で歩くのと大差ないスピード。道を行き交う人の迷惑になるほどじゃない。

とはいえ、人にぶつかったらご迷惑だし、いきなりお店の中に入って展示されている商品を引っ張ったり落としたりしたら大変だ。彼が走る前後に両親が挟み撃ちにし、まるでVIPの護衛のようにモールの中を散策した。

このときの彼は、「ひたすら伸びるモールの廊下」がとても新鮮でエキサイティングだったようだ。道ゆく人やお店には目もくれず、廊下に集中してまっすぐ走り続けた。

公園のようにだだっ広くて前後左右どこに行ってもいいですよ、という空間と違い、モールの廊下はある程度広いものの行き先がある。その廊下の先に誘われるように、彼は大興奮して走り続けた。モールの構造は、年端も行かぬ子どもを興奮させる、そんな魔力があるらしい。

(2022.08.08)

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