わきアイス・ももアイスは熱発中の弊息子をクールダウンさせるのにとても良かった

弊息子、1日の間で熱が上がったり下がったり。36度台後半~37度台後半を1日の間で行ったり来たりする。

たぶん、小さな子どもを育てたことがある人なら、「ああ、よくあるよね」という話だと思う。

子どもは体温調整機能がまだ未完成で、体調不良の時には変温動物化する。とはいっても、常識の範囲内での温度差なので、さほど心配するほどではないのだけれど。

37度後半になるとさすがに弊息子の動きは鈍くなる。むしろこのときこそ、親は休息のひとときだ。一方で、体温が36度台に下がってくると、「調子がいまいちで不愉快だ」「退屈だ」「喉が渇いた」などあらゆる情報が入り混じって、ぐずったり動き回ったりへたりこんだり、手がかかるようになる。そして元気なタイミングのうちに、タケに栄養を与えたりおむつを交換したり、あれこれ手を打たないといけない。

タケが体調を崩して保育園を休むと、僕の財布の紐が緩むという傾向がある。体調が悪くて機嫌も悪い子どもを前にして、親としてなんとかしてあげたい気持ちになるからだ。

いやごめん、それは話を美化している。実際は「親の手間がかからないようにしたい」という自分勝手な思惑がある。

そのため、タケの体調が悪いときにおもちゃが増えたり、子供向けフルーツジュレやお菓子の在庫が増えたりする。

フルーツジュレをはじめとする子供向けの甘いものを多めに在庫するようになったのは、彼がコロナに罹患して1週間座敷牢生活を過ごしたからだ。コロナに限った話ではなく、どんな病気であれ寝込んでいる子ども一人に留守番をさせて僕が外に買い物に出るわけにはいかない。だから、タケの体調が悪くなるとあれこれ買ってしまう。

さて、今回導入した新兵器がこれ。写真のタケが装着しているもの。

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「わきアイス」が脇の下を保冷剤で冷やすゴムベルトで、「ももアイス」がそけい部を保冷剤で冷やすゴムベルトだ。

これまで保冷剤で氷枕を作って布団に置いていた。でも、そもそも寝相が悪い1歳児において、氷枕なんて無だ。意味を全くなさない。なにせ、寝ている間に180度ターンくらいはザラだから。

しかも、大きなジェルタイプの保冷剤で氷枕を作ったら、そのプニプニした触感がイヤらしい。すぐに拒絶された。

とはいえ、熱はとうの昔に上がりきっていて、あとは熱でぼんやりする不快感さえ解消されればQOLが上がるはずだ。子どもにQOLって言っても通じないとは思うけれど。どうにかして熱を冷ましてあげたい。

そこで導入したのが「わきアイス」と「ももアイス」だった。一ヶ月前の熱発時に発注したものだけど、商品がAmazonから到着して、保冷剤を冷凍庫で冷やしている間に彼が快癒してしまったのでほとんど使う機会がなかった。今回がようやく本格投入だ。

「わきアイス」は正直言って、買う前から信用はしていなかった。

両側に保冷剤を入れる袋が着いたゴムで、それを肩で背負うように装着すると脇の下に保冷剤が挟まるようになっている。なるほど、氷枕やおでこに濡れタオルを載せるよりも、太い血管にダイレクトに冷えが伝わって効果的なのは間違いない。

しかし問題は彼がこの「わきアイス」を大人しく受け入れてくれるかどうか、だ。今この写真は寝ている間になんとか装着できたので成功した例だ。こんなのは稀で、本人の意識がしっかりしているときは「何をする!?」と嫌そうな顔をして、振り払ってしまう。

あと、バンザイの格好で寝ていると、保冷剤がほとんど脇の下を冷やしてくれない状態だった。

商品は良いものだと思うけど、我が子がちゃんと装着できるかどうかは別問題。思った以上にお高い商品ではあるので、銭失いにならないようによく考えてから買ったほうがいい。

こうなることがわかっていても、それでも僕がこの「わきアイス」を買ったのには理由がある。弊息子の「冷えの本丸」はわきアイスではなく、「ももアイス」の方にある、と思ったからだ。

ももアイスはマジックテープで太ももの付け根にくくりつける。もちろんバリバリっとマジックテープを引き剥がすことはできてしまうが、わきアイスよりは違和感が少ないものだと思う。

つまり、わきアイスは囮(おとり)だ。タケがわきアイスに気を取られている間に、ももアイスで体を冷やす。実際、この作戦はとてもうまくいった。

保冷剤を固定できるんなら、わざわざ「わきアイス」「ももアイス」なんていらない。バンダナで代用してもいいし、マジックテープを少し裁縫して自作してもいい。でも、凍傷にならないような絶妙な冷たさで、きっちり固定できるこれら専門商品の利便性はさすがだ。自作だと、冷たすぎたり、すぐズレたりするだろう。

子どもが熱を出してしんどそうだなあ、とお悩みの方はこれを買うと少し救われるかもしれない。

(2022.08.15)

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