ダイニングテーブルの脚に座布団を巻く

家中をうろうろするようになった弊息子タケ。

頻繁にあちこちで倒れる。

倒れるたびにいちいち「大丈夫?」なんて声がけはしないのが我が家のやり方だ。「おお、いい体験をしたな。バランス感覚の勉強になっただろ」と言ってほぼ放置する。少々頭をぶつけて泣いても、大して構わない。もちろん、程度問題なので、本気でぶつけた時はフォローをしているけれど。

そんなわけで、彼は倒れてもすぐに泣く子ではない。泣いても親が相手にしないからだ。

とはいっても、家中どこでも倒れて良いです、頭をぶつけた数だけ経験が積めるので良いです、というのはさすがに危ない。そこで、今のところ家の中で一番デンジャーと思われる、ダイニングテーブルの脚に座布団をくくりつけることにした。

タケはリビングとダイニングでうろちょろするので、つまづいたはずみでダイニングテーブルの脚にぶつかる可能性が高いからだ。

しかし、幸い彼がコケて脚に頭をぶつける前に、彼の成長が勝ってしまった。コケなくても、ダイニングテーブルの台の角に頭をぶつける可能性のほうが高くなってきた。

結局、この座布団は一度も彼を阻止することなく、今に至る。そしてダイニングテーブルの角には、ぷにぷにしたパーツを取り付けて衝撃吸収の対策を取った。

ただしこれら後付けパーツは、タケにとって格好の「いじる対象」となり、毎日のように引っ張られて外されたり、ちぎられたりの繰り返しとなった。

(2022.08.13)

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