ベビージムでまだ遊ぶ(今度は下をくぐる)

僕にとって初めて子供のためにわざわざおもちゃを買った、記念すべきものが「ベビージム」だ。

病に伏せっている我が子をおもんばかって、財布の紐が緩んだときに買ったものだ。

弊息子タケはその時の恩をまだ忘れていないのか、今でもときどきベビージムを引っ張り出しては、ガラガラと音を鳴らして家中を引きずり回している。

最近はこのベビージムを「這いつくばって通過する」というトンネル遊びをはじめた。

親として長く遊んでくれるのはとても嬉しいことだ。

彼は最近、「下をくぐる・下に潜る」ことの楽しさに気がついたようだ。そういえば僕も好きだったな、机の下とか。

なんで子どもって「くぐる・潜る」ことが好きなんだろう?自分だけが違う空間にいて、違う景色を見ているという特別感がワクワクするのかもしれない。

いずれ、彼が小学生になったら「秘密基地」を作るようになるのだろうな・・・と思ったが、よく考えたら我が家の周囲には秘密基地を作れるような裏山とか雑草が生い茂った空き地が存在しなかった。「秘密基地」という言葉自体が死語になるんだろう、きっと。

(2022.10.07)

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