姿見でうっとりする

鏡の前でなにやらポーズを決めている弊息子タケ。

鏡なんて家にもあるし珍しくないだろう、と思うが、自分の体を全身映してくれる姿見、というのはそういえば人生初だ。

家にある鏡は洗面台と風呂場のもので、足元まで映るものではない。

全身が映るのが嬉しかったのだろう、食べている途中の「ばかうけ」を手に持ったまま、フワフワと体を動かしていた。

子どもにとって、鏡に映っている姿をちゃんと自分だと認識できるようになるのは一体いつなのだろう?

それは以前から気になっていたのだけど、結局そのタイミングを知ることができなかった。

今はすでに「鏡に映っているのは自分」だと認識できている。

自分が映るって子ども心におかしいと思わないのか?と感じるが、自分だって幼き頃、何も疑いなく鏡もガラスも受け入れたし、車や電車という謎の乗り物で移動することもおかしいと思わなかった。

子どもにとって世の中はわからないことだらけだ。だから、いちいち気にしていられないのかもしれない。

(2022.10.23)

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