仕掛け箱のプレゼント

プレゼントの箱を開けてみると、立体的に箱がせり出してくる仕掛けになっていた。

「これは一体何の意味があるのだろう」と真顔でじっと見つめる弊息子タケ。

そうやってかんがえこむのではなく、シンプルに楽しめば良いのだけれど、まだ楽しむための常識とか世の摂理というのをわかっていないっぽい。

本来紙で出来た箱を開いたら、そこは平面であるはずだよ?でも不思議だね、箱飛び出しているように見えるね、と説明しても、「ふーん・・・」という顔をしていらっしゃる。

子ども用の絵本で、ページの一部に穴が開いているものをよく見かける。次のページの絵の一部がその穴から見えているのだけれど、こういうからくりを子どもが楽しめるようになるのは一体いつからなのだろう?

少なくとも弊息子タケの場合、「あっ、次のページの絵が今のページからも見えているぞ。ページによって絵の意味が変わるのか!」などと感心はしない。単に穴に指を引っ掛けて、ぐいっとページをめくるための便利なものとして理解されている。

おかげで穴あき絵本は破られるリスクが高くて危険だ。図書館でその手の本は借りてこないようにしている。

(2022.10.28)

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください