最近は公園でどんぐりを集めるのが好きになったらしい、弊息子タケ。
これまで、果敢に公園内のアスレチックに挑み、すべり台を愛していた。でも嗜好が変わってきたらしい。
ちょうど季節は秋。公園の地面には葉っぱが落ちてきている。タケはそれも好きで、「葉っぱ!」と指さして叫んで教えてくれる。僕はこの当たり前な指摘に対して、「そうだね、葉っぱだね」という月並みな答えしかできない。もう少し気の利いた答え方があるんじゃないかと思うのだけれど。
家では、「びっくりまつぼっくり」という絵本を好んで読んでいる。公園で見つけたまつぼっくりだけど、雨に濡れたら縮こまって、乾いたらまた傘が広がるよ!という話。
何度も読んでいる本だけど、実際に彼にまつぼっくりの実物をまだ見せたことがないのが心苦しい。近所の公園には松が生えていないからだ。僕は彼に何度も読み聞かせながら、「まつぼっくりってなんだか全然理解できないまま、話を聞いているんだろうなぁ・・・」と思っている。
案外松の木って、都会ではありそうでないものだ。今度、意識的に探してみようと思う。
(2022.11.09)
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