滑る快楽を求めて位置エネルギーを稼ぐ

公園に連れて行ったら、そこにはすべり台があった。

さっそく弊息子タケは階段を登る。かなり急で垂直に近いハシゴだけど、よいしょ、よいしょと言いながら登る。

こういうときの気合いは日常生活のときと全然違う。普段は、道路を歩くことさえ面倒がって「抱っこしてー」と親の足にしがみつく省エネモードだ。なのに、公園に来ると俄然やる気をだし、アップダウンなど全然平気になる。なんて現金なヤツなんだ。

1歳半はまだ体幹がしっかりしていない。また、胴長短足の体型なのでこういう階段をのぼるのは危ない。落っこちないように、すぐ後ろに親がサポートに入るのは必須だ。

そんな配慮があるというのに、すべり台のてっぺんに登ったら「自分の手柄だ」とばかりに勝ち誇り、そして「いくぞ?いっちゃうぞ?」とすべり台に向けてジリジリと尻を使って前進する。

(2022.10.22)

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