弊息子タケは予想以上に読書を好む。週末は朝6時半に起き、起きてすぐに添い寝している母親に読書をねだる。
そんなわけで、2週間に一度図書館に行き、本を借りてくる生活を送っている。
タケは図書館を嬉しそうに走り回る。
本がいっぱいあるので、自分が読みたい本を探していると思いたいのだが、僕のところに持ってくる本は大抵「自分が持てる、最大で最も重たい本」だ。棚から重たい奴を引っ張り出し、僕のところに持ってきて満足している。
そういう本は大抵彼にとって時期尚早な内容で、文字が多い。却下。
「教育によくない」とか「息子には○○といった知識を身に着けてほしいから」という親のエゴ以前に、却下。
最近は、本選びよりも、本棚を使って親とかくれんぼしようとしたり、鬼ごっこをしようとする。確かに、良かれと思って本を選んだのに却下されるよりも、この本棚を迷路がわりにしたほうが子どもとしては楽しい。
「ちゃんと本を選びなさい」と声をかけても、「ちゃんと」が1歳児にはわからないんだからどうしようもない。
しょうがないので、うろちょろする彼を片手で押し留めつつ、片手で本を吟味するというのが最近の図書館ライフだ。
(2022.11.21)
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