
和式の実家に帰省すると、弊息子タケは大喜びだ。
ふすまをガラッと開けて、「ばぁ!」と叫んでピシャッと閉める。それを繰り返す。
「ドア」または「引き戸」しかない家に住んでいるので、ふすまという「右からでも、左からでも開けられる扉」というのは楽しい存在らしい。
しかも、昔の家というのはふすまが壁の役割も果たしていて、ふすまだけで部屋が仕切られている。そのため、こっちの部屋のふすまを開けて隣の部屋に行って、隣の部屋のふすまも開けてさらに隣の部屋に行って、そこからまた元の部屋に戻る・・・とぐるぐる回遊できる。これがまた彼にとっては新鮮らしい。
ひたすらウフフキャハハいいながら、一人でぐるぐると部屋を回り続ける。まあ、楽しいことは良いことだ。でも、頼むから石油ファンヒーターだけは触らないでくれよ。
(2022.12.30)
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