
公園にある、ジャングルジム的な遊具。
そこに足をひっかけ、よじ登る動作をしはじめた弊息子タケ。
手も足も使わないと登れないし、同時にいくつもの筋肉を駆使するマルチタスクが要求される動作だ。しかもバランスを崩すと落下する。
できるようになったなぁ、と感心する一方で、足を滑らせて顎をガン!とぶつけて歯を折るとか、歯が唇を貫通するとか、そういう事故が起きないかヒヤヒヤしっぱなしだ。想像しただけで、僕の股間はヒュンとする。
僕は幼稚園のとき、転んでてひどく下唇を噛んでしまい大流血したことがある。歯が唇を貫通することはなかったものの、そのときの傷跡はなぜか唇のすぐ下にうっすら白く残っている。口の中の怪我なんだけど、よっぽどザックリとやってしまうと顔の側にも跡ができてしまうらしい。
パートナーのいしと出会った時、僕と全く同じ場所にこの傷跡があったので、「お前もか!」と思ったものだ。夫婦そろって、顎を手ひどくぶつけた経験があるわけで、我が息子もいずれ同じ展開になるのかもしれない。
幼少期の唇の傷は一生物になるので、彼が落っこちないようにハラハラする。
(2023.01.06)
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