キリンと一緒にウクライナ情勢を憂慮する

弊息子タケが、かばんの中身をひっくり返している。何をするのかと思ったら、ピクニック用のレジャーシートを取り出し、リビングの床に敷き始めた。

このレジャーシートには、道路や車が描かれている。彼はこの道路を使ってミニカー遊びを始めた。

彼はまだ本に描かれている地図や迷路の道を指でなぞることができない。一方で、道が描かれたレジャーシートの上では道に沿って車を走らせることができる。

子どもにとっては、指で道をなぞることと、ミニカーを走らせることはまったく違うことらしい。

しばらくミニカー遊びをやったら飽きたらしく、親が見ていたテレビのニュースを見始めた。これまで遊んできたレジャーシートの上に正座して。

親と一緒にテレビを見れば良いのに、よっぽどレジャーシートが気に入ったらしい。親を呼び寄せるのではなく、リビングの片隅にいたキリンのぬいぐるみを引きずってきて、キリンと一緒にテレビを見始めた。

テレビはちょうど泥沼化するウクライナ情勢について報じているところだった。

キリンと1歳児が心配そうにその様子を見守っていた。

(2023.02.26)

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