雨の日、濡れるのは大人で子どもは余裕

雨の中、家族で近所にでかけた。

最近になって、「あれっ」と気がついたことがある。それは、雨の日に家族で外出するというのがちょっと大変だぞ、ということだ。

何を今さら?と自分でも不思議だ。だって、これまでたくさん雨の日でも外出してきたからだ。そのときは雨でも平気だったのに、なんで今はやりづらいのだろう?

ちょっとの間考えてみて、「ああ、なるほど」と気がついた。それは、弊息子タケが2歳になってそこそこ歩くようになったからだ。

彼が0歳のころは、親が抱っこひもを使って彼を抱っこしていた。親が傘をさしている中に彼がいるので、全く問題はなかった。

1歳になってからも僕らは抱っこひもを使っていたけど、同時にベビーカーを使う機会が増えた。ベビーカーには簡易的ではあるものの雨を防ぐカバーを装着していたので、ベビーカーに乗る彼が濡れることはなかった。

そして2歳の今。彼は歩くか、バギーに乗るようになった。バギーは折りたたみができる簡易的なベビーカーなので、軽量コンパクトさが重視される。そのため、雨を防ぐ対策はまったくされていない。これにより、彼は雨の日に無防備な状況になってしまったのだった。

2歳になって間もない子どもが傘を使いこなすのは、まだ難しい。なので僕らは彼にレインウェアと長靴を装着してもらうのだけど、頭を覆うフードを被らせると「アッチィよ!」と言って嫌がって払いのけてしまう。このままでは頭がずぶ濡れだ。

しょうがないので、写真のように「母親がレインウェアのフードをかぶり、自分が雨にさらされた状態で2歳の息子に傘を差し出す」という状態になってしまった。写真をぱっと見ると、彼が得意げに傘をさしているかのように見えるが、実際は隣にいるいしが傘を上から支えている。

甘ったれの彼は、公園を走り回るとき以外は「抱っこ!」と親にせがむ事が多い。抱っこならば親子一つの傘で彼を雨から守ることができる。しかし今の彼は、ご自慢の長靴が嬉しくて仕方がないので、こういう日に限ってやたらと歩く。その結果、彼女が濡れるということになっている。

母親に感謝しろよ、タケ。

(2023.04.15)

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