大きい靴が大好き

いしがシューズショップで買ったばかりのスニーカーを見つけた弊息子タケ。

自分の靴のサイズの2倍近くあるのに、彼はさっそくそのスニーカーを履いて自慢げにリビングを歩き回っている。

子どもが大きな靴を履きたくなる気持ちは、なんとなく僕もわかる。でも、僕自身の子どもの頃を振り返ってみて、何歳の頃からそういう「大きなもの、大人のもの」に対して興味を失ったのか、今となっては全く覚えていない。

たとえば今、僕の目の前に30センチの靴があったら、「履いてみたい!歩いてみたい!」と思うだろうか?たぶん、思わないと思う。手に取ることはしても、「へえ、すごいですね」と感心するだけで終わりだ。ワクワクすることはないだろう。

タケが靴を履いて嬉しそうな姿を見て、たったそれだけで僕は自分の老いを感じてしまうのだった。

(2023.04.23)

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