ひっそりと鉄棒にぶら下がる

公園の片隅にある鉄棒に向かって歩いていき、鉄棒にぶら下がった弊息子タケ。

彼が鉄棒にぶら下がる姿を見るのは初めてなので、両親とも「あれっ!?」とびっくりした。

鉄棒にぶら下がるなんて行為は、大して楽しいことではない。だから、親が彼に勧めないとやらないと思っていた。なので、彼があっけなく一人でやったのでびっくりした。

しかも彼は、ご丁寧に膝を曲げて、両足が地面につかないように足の長さを調整している。彼の身のこなしに感心する。

我が家の冷蔵庫に、「子どもの成長目安」という紙が張ってある。それは何かの育児本の付録としてついていたものだ。この紙によると、「鉄棒にぶら下がることができる」のは18か月頃、という目安が書いてあった。でも、タケは2歳になってもまだ鉄棒にぶら下がることができず、むしろ1歳半で鉄棒にぶら下がる子どもって一体どんな育ち方をしているんだ?と不思議だった。

他の子と自分の子どもを比べて、成長が早いとか遅いというのを親が心配するのは無駄だというのは理解している。でも、彼が鉄棒にぶら下がっている姿を見て、僕らはちょっとうれしく感じた。

で、彼に聞きたいのだが、鉄棒にぶら下がって、何か楽しいのか?

なぜ彼がぶら下がりたいと思ったのか、その理由を聞きたい。

(2023.05.04)

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