
外出しているときは、「公園」という言葉を連呼する弊息子タケ。
ようやく公園に到着したときには、すでにバギーに乗って寝ていた。武蔵野公園という、とてもとても広い公園だったのに、彼は寝過ごして遊ぶ機会を逃してしまった。
バギーは彼が2歳になったタイミングで購入したものだが、今のところ利用頻度があまり高くない。
最近の僕ら家族は、自転車で移動することが多い。なので、バギーを持ち歩けないという理由があるし、もう一つの理由として自転車だと目的地までドアtoドアで到着できるのでバギーが必要ないからだ。
また、タケ自身もバギーを好まなくなった。バギーを買った直後は、「自分専用の乗り物が現れた!」とばかりに、得意な顔で喜んでバギーに乗っていた。しかし、すぐに「バギーに乗ると視線が低くなって視界が狭くなるし、シートベルトで体を固定されて自由がきかない」ということに彼は気がついた。なので、最近はバギーに乗るのを嫌がり、僕に抱っこすることを要求する。
抱っこもするのだけど、彼が眠たくなった時用にバギーは必須だ。なので、電車でお出かけのときは、「どうせ抱っこをしてくれと言われるのだろうな」と思いつつも、バギーは持参するようにしている。
ちなみに、彼が抱っこをせがむ相手は100%、僕だ。彼の母親であるいしには絶対頼まないし、いしが抱っこをしようとすると「ヤダ!」と叫んで拒絶する。たぶん、僕の方が骨格がガッチリしているので安定感があるのだろう。
彼が僕に抱っこをせがむときは、いつも「抱っこしたい。抱っこしたいよぅ」と言う。彼は「抱っこをして欲しい」という言葉をまだ覚えておらず、言葉が変だ。こういう不思議な日本語を使うこところが、言語学習の状況を垣間見ることができて面白い。
(2023.05.21)
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