新幹線大好き

弊息子タケは、公園の片隅にある「ユラユラ揺れるだけの乗り物」を発見すると必ず乗りたがる。

なんという名前の乗り物なのか、僕は知らない。僕の出身地の広島の公園に、こういう乗り物が置いてあった記憶がないからだ。

東京生まれ東京育ちのタケは、この乗り物を日常的に楽しんでいる。でも、親の語彙力がないから、彼は今後も名前を知らないままこの乗り物に乗ることになるのだろう。

どの公園に行っても、この手の乗り物を発見すると必ず乗る。なのでこれをとても愛しているのかと思いきや、10回~20回程度ガッコンガッコンと前後に揺すったらもう降りてしまう。まるで動作確認をしているかのようだ。好きだけど、執着心はまったくないらしい。

とはいえ、公園にいくつかこの乗り物が置いてあったら、彼は優先して新幹線風のデザインの乗り物をチョイスする。彼なりのこだわりだ。

最近の彼は、頻繁に「新幹線、乗りたい」「新幹線、見たい」と言う。どうせ新幹線に乗っても、車内で退屈してジタバタするだけなのに、なんで「乗りたい」と言うのか、親の僕にとっては謎だ。

「じゃあ、どの新幹線に乗りたいの?」と彼に聞くと、「青いの!」と言う。うーん、青い新幹線はいろいろあるからなぁ、どれを指しているんだろうなぁ。

ちなみに2歳2か月の彼はまだ色を理解できておらず、「これは何色?」と聞くと大抵のものを「黄色」と答える。なので、彼が主張する「青い新幹線に乗りたい」というのはどこまで本気なのか、判断が難しい。

(2023.05.27)

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