
最近の弊息子タケは、教材を使って形容詞を勉強している。
「高い・低い」「大きい・小さい」「長い・短い」といった言葉を学習中だけど、果たしてどれほど身についているのかはよくわからない。クイズ形式で問題が出題されるのだけど、「高い木はどっち?」と言われたら正解率50%だからだ。
しかも、形容詞の概念を理解するより先に、問題の回答を暗記してしまうので、本当に分かったのかどうかよくわからない。
最近の彼は、「新幹線、乗りたい」ということを何度も何度も僕に訴えかける。本当に乗りたいのか、そうでないのか、よくわからないが、彼は毎日のようにそう言う。
「どういう新幹線に乗りたいの?」
と聞くと、彼は決まって「おおきーーーいの」と両手を広げて言う。大きい新幹線とは一体なんのことだろう。
「じゃあ、小さい新幹線は?」
と聞くと、何やら宇宙人の言葉をゴニョゴニョ喋って、大人にはよく聞き取れない。
ほかにも、「牛乳飲みたい」というので、「どれくらい欲しいの?」と聞くと、「おおきーーーいの」と言う。まあ、これなら言いたいことは理解できる。しかし、彼が大量の牛乳を飲みたいというわけではなさそうで、せっかくコップいっぱいに牛乳注いだのに、残すことがある。
そんなことがある度に、「しまった、『もっと欲しかったらおかわりできるよ』と彼に言えばよかった」と思う。
(2023.06.05)
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