
東京都内にある数少ない国立小学校、筑波大学附属小学校を受験すると、必須科目として「クマ歩き」というものがあるそうだ。四つ足になって、合図とともにゴールを目指して早く走り、そのフォームやタイムが評価対象になるという。膝が地面に付いたり、まっすぐ走れなかったらダメなんだそうだ。
へぇー、小学校受験って中学や高校の受験と全然違うんだなぁ、と感心させられるが、そのクマ歩きを弊息子タケがやっている。
もちろん小学校受験のため特訓しているわけではない。僕から彼にクマ歩きについて教えたことさえもない。
彼がやっているのは、どうやら恐竜のマネらしい。「どしーん、どしーん」と言いながら、その割には言葉と裏腹に素早く動き回っている。
数ヶ月前までは「ゾウ」が大好きだったので、「ああ、ゾウのマネをしているんだろうな」と思っていた。しかし現在は確実に恐竜のマネだ。なにしろ、彼は今日、お出かけの際に雨でもないのにレインコートのズボンを履いているからだ。これは恐竜の柄が描かれていて、
彼の大のお気に入りだ。レインコートを着たおかげで、気分はすっかり恐竜になったらしい。
ここ、図書館なんだけどなぁ。
(2023.07.02)
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