マダム御用達の日焼け防止サンバイザーを2歳児が被ると

我が家には、いつの間にか世のマダムたち、言い方を変えるとおばさま達が自転車に乗る時に装着するサンバイザーがある。いしが自分用に買ったものだ。

まるで機動隊員のヘルメットみたいなバイザーで、顔がすっぽり覆い隠されてしまう。「帽子のつば」ではなく、もはやフルフェイスゴーグルだ。なので、「すごいよね、あれ」と日焼けに無頓着な男性諸氏は苦笑して見ている。

それが我が家にもあり、実際に高頻度で使われているということに感慨を覚える。

弊息子タケが外出先でそのサンバイザーをかぶりたかる。

保育園のお遊戯で、彼は最近おままごとをよくやっているようだ。画用紙を円筒形に丸めたものをコック帽として頭に被って、料理を作る真似をしているらしい。その経験から、このサンバイザーをかぶるものだと理解したようだ。

上下、逆。

サンバイザーとしてはまったく意味のないかぶり方だが、本人はすごく得意げな顔つきだ。高さがあるものを被っている、というのが誇らしいらしい。

つい数ヶ月前までは、両親二人がかりで説得しながら帽子をかぶらせていたものだが、今や積極的に被り物をするようになった。こういうところでも子どもの成長を感じ、感慨深い。

(2023.07.29)

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