歯磨き

弊息子タケが珍しく自ら歯磨きをしていると思ったが、「歯磨きをしているふり」だった。

1歳半検診のために保健所に行った際、「3ヶ月に1度、歯科医の定期検診を受けた方がよい。家庭での歯磨きはフッ素配合の歯磨き粉を使ったほうがよい」と教わり、時代は変わったものだなあ、と驚いた。

それ以降、大人でさえ使っていないフッ素配合の歯磨き粉を彼は使っている。フッ素は多ければ良いというものではなく、小さい子どもの場合は500ppm以下が目安だった。フッ素の量が多いものを継続して使っていると、歯のフッ素症が起きるリスクがあるのだという。

しかし今彼が使っている歯磨き粉は、フッ素が900ppm含まれているものだ。厚生労働省が2023年春になって幼児におけるフッ素配合歯磨き粉の基準を変更し、以前よりも多くても構わない、という判断になったからだ。通っている歯医者から教えられた。

フッ素500ppm配合のものはバナナ味だったけど、900ppmのものはアップル、グレープ、ストロベリーの3種類だ。どれも同じように甘い印象を受けるが、弊息子タケによると900ppmの方は「辛い」のだそうだ。なので、歯磨きを若干嫌がる。

1ヶ月くらいしてようやくこの「辛い歯磨き粉」にも慣れてきたようだ。最近は大人しく歯磨きをするようになってきた。それでも時々、彼は「バナナは?」と聞いてくる。やっぱり未だに900ppmの辛い歯磨き粉は我慢して使っているのであって、昔のように500ppmのバナナ味に戻りたいらしい。

(2023.09.04)

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください