秋なので、猫じゃらしに夢中になる弊息子

弊息子タケ、日々公園に繰り出しては猫じゃらしの草を地面から引き抜いてくる。通称「猫じゃらし」、本名は「エノコログサ」と呼ばれる雑草だ。これでも穀物で、その気になれば種を収穫し、脱穀して食料にすることもできるらしい。

フワフワした穂の部分を使って遊ぶわけではなく、この猫じゃらしを持って歩くことがとても嬉しいらしい。自慢気に数本手に取り、家に持って帰る。

ただし、地面から引き抜いた際に根っこごと抜けたものはイヤなようで、「これヤダ。これヤダ。」を連呼して僕に根っこを除去してくれ、とせがんでくる。あと、葉っぱが残っていることもイヤなようで、丁寧にむしって茎と穂だけにする。

それだけの美意識があるなら、家に持ち帰って何かのコレクションにでもするのかと思ったが、テレビ台の上に置いたまま存在を忘れている。なので、彼が見ていないうちに僕が猫じゃらしをゴミ箱に捨てている。枯れてしばらく経ったこの草は、種が分離して細かいゴミが大量に発生するからだ。

(2023.10.11)

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