公園の遊具がフェラーリっぽかった

いつもベソをかきながら「公園に行きたいよぅ」と言う、弊息子タケ。

僕は、彼が健気だと思っていたが、どうやらベソをかくということが自分にとってメリットとなる、ということを学び、彼自身の利益のために演じているらしい、ということが最近わかってきた。彼は2歳という立場の弱さを十分に理解し、その中でも自分にとって都合が良いように大人を動かすにはどうすればよいかを考えるようになってきた。

それはともかく、彼を初めて連れて行った公園には、バネの力で揺れる自動車型の乗り物があった。

赤い車で、ニッコリと笑っているかのような顔つきをしている。

それはいいのだけど、そこに黄色いワッペンのようなものがくっついている。跳ね馬だ。これ、どう見てもフェラーリのマークだ。

この遊具を設営したときから跳ね馬マークがついていたのか、それとも後から誰かがふざけて跳ね馬マークを取り付けたのかは、わからない。たぶん、公立公園だから、フェラーリのロゴ入り遊具なんて設置するわけがない。だから後付なのだろう。

彼にとって人生初のフェラーリ乗車記念日となった。一応。

(2023.10.29)

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