椅子の上によじ登り熱唱

弊息子タケ、この日いしが買ったばかりのセーターを頭から被り、勢い余ってセーターの首の部分を腰までずりさげてスカートにしていた。

この格好がとても気に入ったらしく、椅子によじのぼり、そこで両手を広げて朗々となにかを歌っていた。何の歌なのかは、親からは理解できなかった。

彼が我が家でのんびり過ごしている時間というのは、平日も休日もほとんどない。そのため、NHKの子ども向けテレビ番組を見たり、子ども向け動画コンテンツを見る機会がほぼない。だから、彼が歌う歌というのは、僕ら親からすると「外からやってきたもの」であり、僕らが知らない曲だらけだ。

また、2歳児なのでまだ音階も発音も曖昧だ。彼がなにかを喋っても、夫婦でその言葉のリスニング結果が違う、ということがよくある。特に彼の場合、大人なら当然備わっている論理性に乏しいため、想定外のことを喋りだすことがある。なので、大人からするととても頭を使うクイズだ。子どもとの会話は、脳のトレーニングになると思う。

僕は50歳間近。この年だからこそ、そう思う。

(2023.11.06)

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