風呂上がりに自分で服を着ることができるようになった弊息子タケ。
最初のうちは、服やズボンの前と後ろの区別がつかず、逆向きに着ていることが多かった。完全に当てずっぽうなので、逆向きに服を着ている確率は1/2だった。
しかし、どうやってコツを掴んだのかわからないが、いつしか彼も服を正しく着ることができるようになってきた。子どもの成長の早さにはいつも驚かされる。
しかし、なぜか彼は上着を着たあとに肌着を着たがる。「逆だよ」と彼に教えても、「これでいいの!」と強く主張し、着替えようとしない。「しまった、間違えた」とは思わず、極めて堂々としている。
こうやって堂々と間違えた着方をしているのを見ると、これはこれでなんだかファッションとして正しいような気がしてきた。まるでビブスを着ているような感じの格好は、見た目にメリハリが生まれて、むしろ格好良く見えてきた。
若者が新しい文化を作る、というのを僕は我が家で2歳児の立ち振る舞いを通じて体感した。
(2023.12.08)
コメント