3歳が近づくにつれ、「2歳」という肩書きのありがたさに気づく

弊息子タケに電子ピアノを触らせているところ。

あと数ヶ月で、弊息子タケも晴れて3歳の誕生日を迎える。3歳といえば、幼稚園でいうところの「年少組」にあたる年だ。

道ゆく人に「何歳?」と声をかけられ、「3歳!」と彼が答えたら、「あら、そうなのー」と言われるだろう。しかし、「2歳!」と答えたら、「2歳なの?もう受け答えができて賢いわねぇ」などと言ってもらえるだろう。彼自身の成長もさることながら、対外的に「2歳」と「3歳」の意味合いというのは全く違う。

「3歳」というのは、もはや小学生に通じる、ちびっこの世界だ。一方、「2歳」というのはまだ赤ちゃんの延長線に位置する、未熟な存在として世間では認識される。

なので、彼が2歳のうちにあれこれやっておくって、彼のこれからの人生を考えると箔がつくぞ、と僕は打算的に考えている。

たとえば、プロのミュージシャンなどで「3歳からピアノを始めた」と経歴に書いてある人は多い。なので、あえて彼には2歳のうちにピアノに親しんでもらっている。

また、2歳のうちにライブハウス(Zepp Shinjuku)に行き、ライブ鑑賞をした、というのも彼の人生における面白エピソードになるだろう。他にも、3歳になる前に数十もの美術展を鑑賞した、というのもいい。

2歳であれこれやったことなんて、彼の記憶にはこれっぽっちも残らないと思う。なので、彼の情操教育に役立つとは思っていない。しかし、僕は彼の父親として、できるだけ彼が自分の人生を他人に面白おかしく語れるようなエピソードを提供してあげたいと思っている。「小さいときからピアノ」もそのうちの一つだ。

逆に、家にはアンパンマンのおもちゃだとか、一般的な幼児向け玩具はほとんど置いていない。そういう遊びはどこか外でやればいい。我が家は我が家なりの、独自路線で彼の五感にアプローチしていく。

(2024.01.20)

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