
弊息子タケ4歳2ヶ月、いよいよ睡眠時間が短くなってきた。
彼の言い分によると、「保育園でも昼寝はしていない」という。ただ、子どもの言うことの信憑性は低く、後日担任に確認すると「寝ていますよ?」とのことだった。とはいえ、あまり寝る時間が短くなったのは事実のようだ。
保育園がある週末は昼寝をまったくしなくなった。せいぜい、外出の際の移動時に短時間うつらうつらする程度。
お陰で、疲弊するのは僕ら親のほうだ。「週末は小一時間程度でも横になってゆっくりしたい・・・」と思っているのに、子どもが元気なのでそれが叶わない。ああ、昼寝したいなぁ。
夜もまた、なかなか寝なくなってきた。毎日夜になると、これからの就寝時間を警戒して「全然眠くないなー」と主張する。
本当にそうなら、個人特性なんだろう。でも実際は、本人の抵抗を押し切って寝かしつけをするとすぐに寝ることが多い。眠い、という事実を頑ななまでに認めたくないらしい。そういえば彼は、「疲れた」と言うことはあっても、「眠い」といったことは過去にほぼ無い。ひょっとすると一度もないかもしれない。
いしは「お父さんに似たんですよ。あなたも全然眠いって言わないでしょう?」と言う。確かに、僕も昼寝大好きだし隙あらば寝たい人だが、人前で「眠い」ということをとても恥ずかしく思っている。でも、その素振りを4歳児が模倣しているとも思えない。息子よ、なぜだ。
そんなタケは、自室で寝静まったと思ったら、ドタバタと音を立ててリビングにやってくることが多い。そして僕が一人仕事をやっているところにやってきて、「来ちゃいました」と照れ笑いを浮かべて床に座り込む。
「何をやってるの、早く寝なさい?」と言うと、「のどが渇いたの。水が飲みたかったけど、なくなったから取りに来ました」などといい、水筒の水をグビグビとラッパ飲みする。
なんで寝てすぐに喉が渇くんだ、そんなわけないだろう、と思うが、彼はとっても嬉しそうにこのムーブをかましてくる。しまいには、どこからか見つけてきたヘッドランプやランタンを灯し、暗くなったリビングをウロウロ探検したりもする。
お願いだから早く寝てくれ。あなたの睡眠時間、人様の平均よりも短いぞ。
なお、寝かしつけ担当のいしだが、ほぼすべての日においてタケと一緒に寝てしまう。そのため、夫婦間の会話がほとんどない。リビングに取り残された僕は唖然とするしかない。しょうがないので、深夜1時2時までリビングの片隅で仕事をやっている日々。何をやってるんだ、一家揃って。
(2025.05.16)
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