
オセロをやった記事の後日談。
ハンデ1つでオセロ親子対決をしたら、さすがに僕が勝った。それでも途中ヒヤヒヤした。
彼が強い、というわけではなく、単にオセロというゲームにおいて、四隅を取られたら圧倒的不利、ということだ。
彼は未だに斜めに白黒をひっくり返すことに気が付かないことが多く、僕から「まだひっくり返せるよ」と指摘を受けてようやく気がつく。なので、オセロが強いとか、作戦が上手ということは全くない。
それでも、ハンデをつけたら4歳児が勝てちゃうんだから、オセロってシンプルだけど奥が深く、楽しい遊びだ。親に勝てた子どもは、そりゃあもうご満悦ですよ。またやろう!と次回対戦をウッキウキに楽しみにしてる。良いことだ。

ちなみに神経衰弱。驚いたことに、ハンデがなくても彼のほうが強くなってしまった。
はたらく車の絵が描いてあったりするカードを使った神経衰弱なら、まだある程度は僕でも戦える。しかし、トランプを使った神経衰弱は弊息子のほうが強い。
僕は、似た模様のトランプを見ても、全然覚えられない。
一方で、タケは一度見たカードをかなりしっかり覚えている。
特に、「あれっ、さっきこのカードは出たぞ?どこだったっけ?この辺りの場所にあったと思うんだけどな・・・」という局面においては、正確に見つけ出す。しかも当てずっぽうではなく、確信を持って。
どうやら、4歳児の脳というのは超短期の記憶力というのが大人と比べてずば抜けているのだろう。
親から「◯◯しなさい!」と言われたことは全然覚えていないくせに。

彼の短期記憶がどれだけ優れているか、最近は実験をしている。
9マスの四角の上に、果物のカードを1個~4個置き、それを覚えさせる。1個なら5秒、2個なら10秒、3個なら15秒、4個なら20秒・・・という制限時間で。
その後、「さっき見たのと同じ果物を同じ場所に置いてください」とオーダーして彼に並べてもらう。
神経衰弱が上手なのだから、これもお手の物だろう・・・と思ったら、こっちは大してうまくいかない。2つまでならかろうじて覚えられるが、ミスもある。3つになると、ミスが多い。4つはもう全然ダメ、という感じ(弊息子タケ、4歳3ヶ月)。
どうやら、記憶というのは「遊びや、自分が興味があること」でないとなかなか難しいらしい。そりゃそうだよね、当たり前だよね、ということを今更のように思い知る。
(2024.06.09)
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