
我が家に新しい家族が増えたことを、弊息子タケも彼なりに喜んでいるようだ。
どこからか「HAPPY BIRTHDAY」と描かれた旗を引っ張り出してきた。
かつて100円ショップで購入したものの使い回しだが、今の彼にとっては最高級の祝意なのだろう。
驚いたことに、彼は誰に指示されるでもなく、自ら壁にこの旗を貼り付け始めた。
ソファの背もたれに器用にまたがり、黙々と作業を進める後ろ姿。
つい最近まで、自分が世界の中心だと言わんばかりに甘えていたはずの個体だ。
それが、新しい命の誕生を機に、勝手に「お兄ちゃん」としての仕様にアップデートされている。
これはなかなか感慨深いものがある。
親が教えたわけでもないのに、環境の変化が彼を次のフェーズへと進めていく。
図らずも「兄」という役割を引き受けてしまった彼は、これから性格が変わっていくことになるのだろう。それが親として嬉しくもあるが、寂しくもある。
(2026.01.02)

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