和洋折衷は試行錯誤なのだ

居酒屋チェーンの白木屋。ここは居酒屋チェーンの中でも相当メニューが豊富な事で、何度来てもなかなか飽きない良いお店だとおかでんは思っているところ。このお店の特徴として、全ての単品メニューを「定食」にする事ができるということがある。

すなわち、「ほっけの塩焼き」を「定食」にしてもらえば、「ご飯」「おみそ汁」「サラダ」「漬け物」がついてくる、というわけ。ファミリーレストランのセットメニューと一緒の考え方だ。これなら、お酒が飲めない人はご飯食べていなさい、その間にボクはお酒飲んでるからね、という事もできる。

さて、そんな白木屋だが、ほっけだとか唐揚げだとか、そういうありきたりな物を定食にしても何にも面白くない。面白くなさすぎだ。そこで、一緒に訪れていた友達と考えた結果、「スパゲティ」で定食を頼んでみることにした。これはなかなかファンキーだ。

おかでん「すいません、追加よろしいですか?・・・えーっと、スパゲティを定食で、お願いします」

お店の人「は、はあ、ぷぷぷ(笑)、す、スパゲティにご飯とみそ汁がつくかたちになりますが、それでよろしいですね?(笑いをこらえている)」

おかでん「もちろんです、その食べ方がやりたいんです」

お店の人「かしこまりました」

奇異、スパゲティ定食

お店の人に笑われた時点で、既に勝利だと思った。後はどうでもよい。そもそも味の組み合わせなんて期待はしていないんだから。で、出てきたのが写真の通り。「スパゲティ定食」のでき上がりだ。

味?いやー、やっぱり誰もやらないわけだ。おいしくなかったなあ。はっきり言ってまずい部類に入ったぞ。和食のおかずがごとく、スパゲティをすくってご飯を受け皿代わりにしてちょいとのっけて食べて。あああ、ミートソースのほのかな酸味がご飯とあわないよー。

しかし、ドリアのようにご飯とミートソースを組み合わせた料理が存在するように、決してこのコンビが悪いはずがない。きっと、今回のミートソースが悪かったのだろう。

#安いミートソース缶ほど、肉が少なくトマトの酸味がきつくなる。

味としてはそれまでの心地よい酔いを覚ますほどの嫌なものだったけど、でもこういうヘンな組み合わせはとても刺激を受ける。

「よし、次は釜飯を定食にしてみよう!ご飯でご飯を食べる。これぞ究極也」・・・やめとけって。

(2000.11.12)




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