焼肉はなぜエロいのか

先日、狂牛病と松阪牛100円引きを天秤にかけて、結局100円引きのハンバーグを買ってしまった主婦の話を笑い話にしたのを覚えているだろうか。

あれから時間が立っているにもかかわらず、状況は全く改善の兆しをみせようとしない。ますます牛肉業界は苦境に立たされているようだ。

狂牛病をブッとばせ!生産農家怒りのデモ

なんて物騒な見出しで、2001.10.16付日本海新聞では畜産農家、消費者のデモが行われたと報じている。

リレートークに参加した赤碕町の肥育農家、入江規矩雄さんは「政府のずさんな対応でこのような事態になり、一頭平均八十万円だった和牛の価格は半分になった」と苦しい現状を強調。

・・・ですよねえ、政府の対応はずさんでしたよね。

牛肉の安全をPRするために、政治家連中がマスコミの前で焼き肉を食べるパフォーマンス。

わざとらしく「うん、うまい」なんて叫んだりして。「やっぱ牛肉だよなあ」なんてテレビカメラに向かってくさい芝居やるのは、どうかと思う。

国民からすると、「そんなに政治家総出で試食して絶賛しなくちゃならんほど、牛肉はヤバいのか」って誤解するってば。全くの逆効果。

さらに言うと、政治家のセンセイたちは皆中高年。そういった人が焼き肉を食べてる様って、なんとなく「エロおやじ」っぽいのだよな。てらてらと輝く焼き肉のたれと牛肉。それが、ちょっとシワの寄った口の中に吸い込まれていく瞬間といったら!エログロでございます。これまた、全くの逆効果をブチかましてしまったようでして。

せめて、首相官邸の庭でバーベキューをやりゃあいいのに。

じゅーっと焼ける肉の音、爆ぜる油。「おー、そこ焼けたぞ!」なんてわいわいいいながら楽しく肉を食べる政治家たち。こっちの方がよっぽど絵になる。

要するに、「焼き肉」だとエロくて、「バーベキュー」だと健康的なんよ、イメージとして。今回はイメージ回復が最優先だったのに、そこんとこを完全に間違っちまったというわけだ。南無。

それにしても、「狂牛病をブッとばせ!」と決起しても、今のところ狂牛病にブッとばされっぱなしの畜産農家のみなさん、こんな政治家でご愁傷様です。おかでんおよびアワレみ隊は、こんな状況でも牛肉を愛し続けますので、頑張ってください。

この話題、次回にも続く

(2001.10.16)

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