[ヘッドライン] 消防の礼儀作法

※2002年春から夏にかけて存在していた「ニュースヘッドライン」コーナーの記事を再掲しています。

■逮捕:自宅の消火に駆けつけた消防士らを殴る 川崎市高津区(リンク先現存せず)

自宅の火事を消火していた消防士を「土足で家に上がるとは何事か」と憤慨してぶん殴り、逮捕されたというお間抜け事件勃発。

きっと、この人は子供の頃から厳しいしつけを親から受けてきたに違いない。自分の生命を賭けて消火に当たってくれた消防士には感謝したい。でも、土足で部屋に上がるというのは日本人の美学として許されない行為だ。いや待て、そうはいっても火事という緊急事態だったんだからしょうがないだろう?それは分かるんだけど、いくら何でも勝手に部屋に上がり込んだだけでなく、土足だなんて・・・えーい、とりあえず殴っとけ、ポカっ、って感じだろうか。

・・・と思ったら、このぶん殴った家主って単に酔っぱらっていただけだったらしい。いくら酔っていたとはいえ、銀色の防護服を着ている消防士に喧嘩を売るとは大馬鹿野郎だ。弁護のしようがない。

土足で上がってはいかん、消化剤を撒くとは何事か、と怒ったんでは、消防も何もあったもんじゃない。これから先は、いくら消火とはいえ入室するときは「お邪魔しまーす」という挨拶からはじめて、靴を脱いで・・・ってルールができないことを切に願う。

結局、消防士のおかげで消火はできたかもしれないけど、怒りの炎は酔っぱらった家主に燃え広がり、そしてぶん殴られた消防士に延焼、と。たかがぼやでも被害は結構大きかったようで。

2002/05/03(金)  22:38:13

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