おむつペールに指を挟まれる

「タケカー」の名前で親しまれている、台車におむつペールを乗っけて固定したもの。我が家では、弊息子タケが寝るとき起きるときにあわせて、寝室とリビングを行き来する。

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つかまり歩きができて行動範囲が広がったことに興奮していたタケだけど、その興奮はわずか2ヶ月程度で沈静化していった。なぜなら、彼が何にも頼らずに歩くようになったからだ。

今更ながら、子どもの成長スピードにびびる。どうせ最終的に子どもは大人になっていくとはいえ、子どもの興味や発達に沿ったドンピシャの「学び」と「気づき」を大人は用意してあげなくちゃ・・・と思うと、うかうかしていられない。

「子どもの教育にお金をかける必要なんてない」と思っていた僕だけど、つい「モンテッソーリ流」の教育法について書かれた本を買ってしまったくらいだ。

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そんなある日、弊息子タケが久しぶりにおむつペールをおもちゃにしていた。タケカーとしての興味はすでに失われつつあるようだけど、ビニール袋がガサガサ鳴るのが気になるのと、ペールの蓋がパカパカするのに気がついたらしい。

しばらく遠目で様子を見ていたら、タケは二重になっているペールの蓋に手を突っ込んだ。この蓋は、匂いが漏れないように、内蓋はバネ仕掛けになっている。バネ、といってもおむつを簡単に押し込める程度のごくごく軽いものだ。

タケはその内蓋に指を挟んでしまい、「ギャー」と号泣。それがこの写真。

子供が泣いているんだから早く助けてやれよ、と言われそうだけど、すぐに助けにいくまでもないくらいの蓋だ。自力で引っこ抜けるだろう、と思っていたけど、抜けない。いや、君の左手は何のためにあるんだ、その手を使ってペールの蓋から自分の右手を引き抜くことくらいできるだろう?

しかし、約1歳児、というのはそういう危機回避の能力はまだ備わっていなかった。ひたすら、「右手が挟まれた!」ということを泣いて、耐えている。自分で解決する、という発想がない。

こういう子供の動作を日々見て、「ああ、大人にとって当たり前のことが子どもには当たり前じゃないんだな、成長とともに獲得した知恵なんだな」ということをたくさん気づく。

10年前に授かった子なら、「馬鹿じゃのー、自分でなんとかしろよ」とか軽口を書くと思う。でも齢48歳の今の僕は違う。「子どもにとって当たり前じゃない、当たり前のこと」を見るたびに、「自分がこの先老いたら、今当たり前のことがだんだんできなくなってくるんだろうな」ということを思うようになってきている。子どもを見ることで、自分に対して謙虚にならなくちゃ。

(2022.03.08)

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