散髪をちゃんとやろう

弊息子はまだ髪の毛が生え揃っていない。生えてはいるんだけど、毛が細いので頭皮が透けて見えるような場所がある。

面白いもので、大人における「M字ハゲ」と同じように、子供の前頭部もM字型だ。どうも、こめかみ左右の上部というのは「生えにくく、抜けやすい」ようだ。

タケ人生一回目の散髪は、ものすごいぼっちゃん狩りになってしまった。単に伸びた髪の毛をハサミで切ると、ぱっつん髪型になってしまうのだな、と今更ながら思い知った。

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散髪なんてこれまでの人生、何百回もやってもらっているのに。案外難しいものだ。

次はちゃんとやろう、と思って、爪切りハサミの使用をやめて子供用の散髪ハサミをちゃんと買った。

わざわざこんなハサミを買ったのは、すきバサミが欲しかったのと、カット方法について書かれた解説書が付属していたからだ。

前回散髪でぼっちゃん刈りになってしまった反省から、今度のカットはできるだけすきバサミで対処したい。

Amazonで探せばもっと安い子供用ハサミセットが売られている。でも、カットマニュアルが欲しかったので少し高いものを買った。結果的にこの判断が正しいことを入手して知る。

「髪をそのまま切ったらぱっつんになるので、くしで髪の毛を水平になるまで持ち上げて、そこでカットすればぱっつんにならない」

という知識が手に入ったからだ。こんなん、散髪の基礎中の基礎なんだろう。よく考えると、散髪屋さんもくしで髪の毛を持ち上げていたっけ。今の僕の髪型はバリカン刈り上げによる短髪なので、そのことをすっかり忘れていた。

タケは散髪をいやがるかと思ったけど、椅子に座らせてテレビ番組(テレビ東京「シナぷしゅ」)を見せていたら全くいやがらなかった。テレビに夢中になったようだ。作戦成功。

ただ、カットした髪の毛が肌についてチクチクするのが嫌らしく、散髪後に「何をしたんだ?」と僕に抗議の目線を送っていた。ちゃっちゃと済ませるのが肝心らしい。念入りに時間をかけていると、感づかれてジタバタされる。

(2022.02.28)

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