児童公園は一点ものの遊具がいっぱいある(特に滑り台)

弊息子タケを保育園からゲットしたあと、帰宅途中に児童公園に立ち寄る日々。

最近、モンテッソーリ教育の本を読んでいる。子どもには「敏感期」と呼ばれる時期があり、「小さいものに対する敏感期」「数字に対する敏感期」などいくつも細分化されている、と書かれている。その敏感期を親は見極め、敏感期にあわせた教具や体験を子どもに与えるのが望ましい、という考えだ。

歩きたがっている子どもを歩かせるのは大事なことで、親の都合でベビーカーや抱っこひもに押し込めていたら、いずれ運動不精な子どもになる。そうなってからではもう取り返しがつかないそうだ。

どこまでエビデンスがある教育法なのかは知らないけれど、なるほど確かにタケの成長を見ていると「そのとおりだな」と思うこともある。彼の成長とともに、興味の対象や範囲、できることというのはどんどん変わっていく。

「寝る子は育つ」という言葉があるように、放置していてもある程度は育つだろう。でも、それぞれの発達プロセスでもっと彼にしてやれることがあるんじゃないか、と思うことはたびたびある。そしてその心配は、後からフォローできない。やるなら今しかない。

そんなわけで、「夕ご飯はどうしようかなあ」と心配をしながら、歩けるようになったタケを放牧する日々となっている。

子どもがいる親の立場に立って地元を見渡すと、小さな公園があちこちにあることに気づく。

子どもがいなかったら、そのまま素通りして記憶にすら残らないような、そんな場所だ。

地域の子どものためだけでなく、防災の観点もあるのだろう。類焼を防ぐとか、一時避難をするとか。

そんな場所にある遊具は、たいてい滑り台だ。子どもが大好きな乗物だし、ブランコよりもたぶんメンテナンスの手間は少ない。

で、この滑り台だけど、偶然か必然か、近所の10以上の公園を見て回ったけどどれ一つとして同じものがなかった。滑り台、まさかオーダーメイドじゃないよな?金属製のやつは少なくともレディメイドだよな?

滑り台にかぎらず、公園の遊具全般がかなり個性的で他とかぶりが少ないことに気がついた。ブランコや鉄棒は同じものが使われているかもしれないが、少なくとも滑り台は個性が強い。

その一例がこれ。カバ!カバの滑り台だ!

コンクリートを固めて作ったものだ。これをどこか工場で作って、トラックでここまで運び込んで設置した・・・とは到底思えないので、おそらくこの地で型を組んで、コンクリートを流し込んで固めたものだろう。推測なので違っているかもしれないけれど。

それにしても、滑り台を作ろうとしてカバを思いつくとはびっくりだ。キリンとかゾウくらいなら想像がつくけれど。

カバの口のところに滑り台がある。

カバの胴体部分はボルダリングやジャングルジムのようによじ登ることができる。でも、ガバッと開いた上顎は遊具にならない。無理やりよじ登って、タイタニックごっことかライオンキングごっこはできる。でも足を滑らせて怪我をする危険があるのでやめとけ。

この上顎だけでも相当なコンクリを使ったわけで、この意匠を発案した会社、そしてそれをオッケーした自治体ともにスゲーと思った。

(2022.03.30)

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