子どもは車窓が好きだというけれど、我が子は果たしてどうなるのだろう

子どもは車窓が好きだ。移り変わる景色を眺めていると、発見や驚き、そしてなにより飽きが来ない変化があるからだろう。

一方の車内はというと、駅に到着する都度人の乗り降りがあるものの、大して変化がなく退屈だ。少なくとも子どもにはそう見えているはずだ。

にもかかわらず、弊息子タケはこれまで電車に乗っても、さほど車窓には興味を示さなかった。親としては、「この子は大丈夫だろうか?好奇心はあるのだろうか?」と心配になる。

しかしこの日、新幹線に乗っていたら珍しく車窓の景色をじっと眺めていた。夢中になって見ていた、というほどではなくじきに飽きたけど、それでも流れ行く景色を楽しんでいる気配はあった。

そこで気が付いた。ああ、視界の広さの違いだ、と。

東京界隈で電車に乗っていると、とにかく次から次へと景色が変わる。大小様々なビルがビュンビュン目の前を過ぎ去り、お店の看板や道路、駅、すれ違う電車、とにかく情報がいっぱいだ。

おそらく、1歳前後の子どもにとっては、動体視力が追いついていなかったんじゃないか。

子どもの動体視力がどの程度のものかは知らない。でも、ボールを投げ与えて見ると、彼はすぐにボールを見失う。速く動くものを見続ける視力や脳の処理能力はこれからの発達なのだろう。

いっぽう、新幹線の景色はどうだ。駅からしばらく遠ざかると、そこは広大な景色が広がる。数キロ先の山々や、数百メートル先の建物といったものを見ることになる。当然、相対的に動きがゆっくりに感じる。これだと、タケの視力でも認識できる、というわけだ。

たぶんだけど。

こういうのは、あまりあれこれ調べないほうがいいと考えている。たぶん、子どもの発達に関する文献はいくらでもあるはずだ。でも、そういう情報を仕入れてしまうと、弊息子の生育が遅いんじゃないか、と心配したり、「能力を強化させよう!」と親として変に意気込んだりしてしまう。

(2022.04.30)

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