洗面所に踏み台を導入したのが5月。日常使いとして毎日利用している。
1歳児にとって「手を洗う、歯を磨く」という洗面所の行為は面倒くさくてイヤなことだ。なので、気が向いたときしか踏み台に登ってくれないけれど、それでも親が抱きかかえてでも踏み台に立ってもらっている。
そんな「面倒なことをやるための邪悪なもの。絞首台っぽいもの」とさえ思われているかもしれない踏み台だけど、最近はタケの行動範囲を拡張するツールとして彼は積極的に活用を始めた。
洗面所から踏み台を抱きかかえてリビングに持ってきて、椅子として座ってみたり、自分の手が届かなかった高いところのものを狙ってみたり。
そういえば、遊ぶときは地面にべったり座り込んでいるけれど、「テレビを見る」とか「親の様子をうかがう」時はソファやこの踏み台に座るようになってきた。1歳児ながら、地べたに座るよりも何かに腰掛けたほうが楽だと思っているのかもしれない。
ソファなどに座ると、自分が大人になった気分になるのかもしれない。または、単に家の家具配置すべてが大人の観点で作られているので、子どもにとっては何もかもが位置が高すぎるのかもしれない。
(2022.08.08)
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